二匹の流れ星/10,000 Dollari Per Un Massacro (1966)


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Japanese Poster 1 Japanese Poster 2


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Locandina Italian Poster (x2) Italian Poster (x4)

英語題名 $10,000 for a Massacre
監督 Romolo Guerrieri
脚本 Franco Fogagnolo , Ernesto Gastaldi , Luciano Martino ,
Sauro Scavolini
撮影 Federico Zanni
音楽 Nora Orlandi
出演者 Gianni Garko (Gary Hudson) , Claudio Camaso , Loredana Nusciak ,
Adriana Ambesi , Fernando Sancho


  END TITLE (English)
★公開当時はイタリア語盤のサントラが発売されていましたがこちらでは英語の歌でお楽しみ下さい。




二匹の流れ星

飛ぶカモメ。打ち寄せる波。寝そべる男の足の裏のアップ。珍しい海辺のシーンから映画が始まります。「きれいな海だな。」横に寝ている男に話しかけるジャンニ・ガルゴ(この映画では変名ゲイリー・ハドソンでクレジットされている)。しかし、返事はありません。なぜなら、横の男はガルゴが殺したお尋ね者だから…。お尋ね者を馬に乗せて、砂漠を横切り進む場面に、あのノラ・オルランディのトランペットの名曲が流れるタイトルが重なります。そして、荒野のど真ん中で、一人の男、クローディオ・カマソとすれ違います。見つめ合う目と目。いずれ、この二人が、宿命の対決を迎えることを予感させるドラマチックな出会いの場面です。

原題の「殺しのための1万ドル」が示す通り、1万ドル以上の仕事しかしない賞金稼ぎジャンゴがガルゴの役です。カマソに誘拐された娘を連れ戻す仕事を引き受けたガルゴが、カマソとその娘が恋仲になっていたため、娘に裏切られながら、最後はカマソを打ち倒すというのが大まかなストーリーです。ガルゴは、黒ずくめの服装に真っ白なスカーフという粋なスタイルの殺し屋をさっそうと演じます。途中、ガルゴはカマソと友情が芽生え、協力して駅馬車強盗を計画しますが、カマソに裏切られます。人は殺さないという約束も破られ、駅馬車に乗っていた人は皆殺しにされます。その犠牲者の中に、ガルゴの恋人ロレダナ・ヌシアクもいたのです。クールなガルゴが恋人の死体を前に涙を流すこの場面は、目を見開いたまま死んでいるヌシアクのクローズアップを効果的に使い、悲壮感漂う音楽とともに印象的です。

最後に、敵のアジトへ単身乗り込んだガルゴは、カマソの父フェルナンド・サンチョに銃弾の雨を浴びせます。(6連発銃を10発位ぶっぱなした後、銃に弾を込めているのはご愛敬)ガンベルトを捨て、サンチョを抱き寄せるカマソ。カマソは、ガルゴの隙をみて、サンチョの銃を取り撃とうとしますが、あえなく返り討ちになります。カマソの死体に泣きながら駆け寄る誘拐されていた娘。そんな姿を横目で見ながら、ガルゴが立ち去るところで映画が終わります。(ここに、歌が流れます。)

相手が投げようとしたダイナマイトを狙い撃ちして、粉々に吹き飛ばしたり(「無宿のプロガンマン」よりむごい!)、転がる樽の中からファニングをしたりと、マカロニらしいアクションシーンをたっぷりと見せてくれます。オルランディの音楽も、日本の怪談を思わせる音色をうまく使って、この映画の独特な雰囲気を盛り上げています。二挺拳銃のガルゴと銃身の長い拳銃を背中に背負うカマソの対決ということで、劇場公開当時は、マカロニ版「武蔵と小次郎」と宣伝されました。もっとも、ガルゴが二挺拳銃を同時に撃つ場面は記憶にありませんが…。

Arizona<N.D>




Fotobusta
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July 16, 2000