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| 英語題名 | To Hell and Back / One More in Hell |
| 監督 | Giovanni Fago |
| 脚本 | Ernesto Gastaldi, Giovanni Fago |
| 撮影 | Antonio Borghesi |
| 音楽 | Nico Fidenco |
| 出演者 | George Hilton, Paul Stevens, Claudie Lange, Gerard Herter, Krista Nell, Carlo Gaddi |
| 海辺でのハンティング・シーンがオープニングです。人の頭の上にスイカをくくりつけ、
そのスイカを望遠スコープ付きのライフルで狙い撃ちにして射撃を楽しむのが町のボス、
ジェラルド・ハーター。(「復讐のガンマン」でラストでクリーフと決闘する殺し屋男
爵を演じた人)ハーターに逆らう一家に手下を差し向けます。この手下たちが馬で走る
場面に、ニコ・フィデンコによる主題歌“Forgive
and not forget” が流れるタイトルが重なります。
手下たちの銃を早撃ちで撃ち落としたのは、一家の長男ジョージ・ヒルトン。(ヒルト
ンは、この映画では髭のないこぎれいなルックスで登場します。)ヒルトンが留守の間
に、父親は殺され、その復讐のためにハーター一味と対決するというストーリーです。 この映画の最大の見せ場は、ラストの対決シーンです。一味に捕らえられ、激しいリン チの末、両手をハーターに銃で撃ちぬかれ、銃を撃てないヒルトンが、一味に捕らえら れた友人の強盗団のボスを助けるために町へ向かいます。友人が吊るされようとした時、 銃声が響き、ロープが切られ、その直後にダイナマイトの爆発が起こり、煙の中から顔 と手を包帯でぐるぐるまきにしたヒルトンらしき男がライフルを抱えて馬で現れます。 (この辺の展開は「荒野の用心棒」風です。)無残な姿を見て、勝ち誇ったハーターは、 自慢の望遠スコープ付きのライフルで、頭をふっ飛ばします。ところが、頭と思ったの はスイカで、馬に乗っているのはヒルトンに見せかけた人形だったのです。(この辺は、 「南から来た用心棒」のファントム撃ちを思わせます。)人形の背中に付けたダイナマ イトを狙い撃ちにして、一瞬で敵の手下どもを吹き飛ばします。煙の中から、手に包帯 を巻き、ライフルを抱えた本物のヒルトンが現われます。あわててライフルで狙いを定 めるハーター。ハーターが望遠スコープでヒルトンの姿をとらえたとき、ヒルトンのラ イフルが火を噴き、望遠スコープを通して目をぶち抜かれます。(ここは、「さすらい の一匹狼」のラストそのままです。) 復讐を遂げたヒルトンは、友人の強盗団のボスが、いっしょに銀行強盗をしようという 誘いを断り、馬で立ち去るボスを恋人と一緒に見送ってハッピーエンドと思ったら、恋 人を残してボスの後を追っていくところで映画は終わります。 映画の中盤は、少しだれた感じですが、マカロニ名場面集を再現したラストは、我々マカロニファンを楽しませてくれます。 |
| Arizona<N.D> |
3/5/1999 11:44:38