無宿のプロガンマン/Pochi Dollari Per Django (1966)


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Locandina Italian Poster ( X2 ) Fotobusta Japanese Program Book




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JP Seven Seas HIT-1452 IT Parade 45 PRC 5006

英語題名 A Few Dollars for Django
監督 Leon Klimovsky
脚本 Manuel Sebares , Tito Carpi
撮影 Aldo Penelli
音楽 Carlo Savina
出演者 Anthony Steffen , Gloria Osuna , Frank Wolff ,
Joe Kamel , Alfonso Rojas , Tomas Moore


無宿のプロガンマン

原題は「ジャンゴのためにドルを少し」であり、日本劇場公開当時に配給会社が作った宣材には、「この映画の主人公は『続・荒野の用心棒』のジャンゴと同一人物」と図々しく書いてありますが、もちろんそんなはずはなく、アンソニー・ステファン扮する賞金稼ぎリーガンが主人公です。ステファンの日本劇場公開作品は駄作が多いと言われていますが、この作品はB級マカロニの醍醐味が満喫できる傑作です。

まず、オープニングの賞金稼ぎのエピソードから楽しませてくれます。ロバに乗った農夫スタイルのステファンが、銀行強盗一味の手下どもを早撃ちで倒します。残るは宿屋の中のボス一人。ステファンはダイナマイトを投げ入れ、ボスが驚いて外へ飛び出したところを撃ち倒します。脅える宿屋の主人を尻目に、ステファンはダイナマイトを拾い上げると、それはダイナマイトに見せかけたロウソクで、ステファンはそれでタバコに火をつけます。(この逆のパターン、ロウソクに見せかけたダイナマイトは、ステファンの「皆殺しのガンファイター」に出てきます。)賞金を受け取ったステファンが、次のターゲットを強盗一味のフランク・ウォルフに定め、モンタナへ旅立つところで、ドン・パウエルの歌うゴキゲンな主題歌の流れるタイトルが始まります。(ここまでだけでも、観て得した気分にさせてくれます。)

モンタナに着くと、新任の保安官に間違えられたステファンが、悪徳牧場主と農夫の争いに巻き込まれながら、目指す男の双子の兄弟を名乗るウォルフの正体を暴こうとします。これに、牧場主の手下になっているウォルフの昔の強盗仲間もウォルフの正体を暴こうとして、からんできます。ステファンは、自分の正体を明かしたウォルフと協力して、牧場主一味と対決する、というのがストーリーです。

ストーリーはゴタゴタしていますが、随所でステファンが鮮やかなガンプレイをみせてくれます。また、ステファンに殺られた連中の眉間を撃ち抜かれているアップシーンや、ステファンの登場する場面に必ず流れるカルロ・サビーナの音楽(主題歌のメロディをコーラスやトランペットなど色々な変奏で聞かせてきれます。)が、マカロニ・ムードを高めてくれます。ラストの牧場主一味との対決もマカロニ史に残る名場面(少しオーバーか?)です。鮮やかなガンさばきで次々と敵を撃ち倒すステファンとウォルフですが、多勢に無勢で、遂にウォルフも殺られ、残るはステファンとウォルフの娘の2人だけになります。ステファンも左腕を撃ち抜かれて傷を負った上、残る弾丸は3発。2人の敵を2発で撃ち倒し、いよいよ残り1発。ステファンは、最後の1発で、牧場主が投げてきたダイナマイトを撃ち落とし、敵を全滅させます。

派手なガンプレイとカッコいい音楽があれば、多少ストーリー展開がダルくても、作りが雑でも、ゴキゲン
になれるというB級マカロニの代表作です。
Arizona<N.D>




Fotobusta
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Mon, 11 Jan 1999 22:57:56