卒業式の私の挨拶 2003.3.20

 


 
祝辞

6年生のみなさん、卒業おめでとうございます。6年前、この桜林小学校に入学した時のことを覚えていますか。期待と不安の中、ランドセルが妙に大きくて、小さな体が頼なかったあの頃のことを。それが、この6年間のさまざまな体験を通して、今では、心身ともにこんなに立派に成長し、頼もしくなったことを、大変うれしく思います。これから中学校に行き、皆さんの視野や行動範囲が大きく広がり、目標や夢が少しずつ見えてくると思います。そんな皆さんに、私から贈りたい言葉が2つあります。

ひとつは、今年、アメリカの地で大リーグに挑戦している、プロ野球の松井秀樹選手が大切にしている言葉です。

「努力できることが才能である」

これは、小学校3年生の時に、お父さんから贈られたメッセージで、以来、部屋に掲げて座右の銘としていたそうです。よくよく考えてみると、私達は簡単に努力と言いますが、考えているほどやさしいことではありません。三日坊主と言う通り、継続は並大抵ではありません。努力し続けられることは、一種の資質であり才能だと思います。才能や能力を引き出すのは、地道な普段の努力の継続だと松井選手は教えてくれます。私は、皆さんの中にも、たくさんの能力や才能が眠っていると思います。どんなことにも負けず、あきらめず、精一杯努力をして、松井選手に負けない自分の夢をつかんでほしいと思います。

もうひとつは、松井選手がアメリカのヤンキースに入団が決まった、ちょうど最高の時に、お父さんが贈った言葉です。

「夢は大空に 努力は足元に」

夢を限りない大空のように大きく持ちなさい。でも努力だけは怠るなよ、絶頂期に浮かれずに、いつも地に足を付けた努力をし続けなさい、という戒めの言葉だと、私は思います。こんな言葉を素直に、受け止められ、実行するから、今があるのだと改めて思います。これから中学と言う次のステップに踏み出した、皆さんは、大空のように夢や希望が広がっていると思います。それゆえ、今足元にある勉強や稽古に努力を重ね続けてほしいと思います。一流選手はみんな、見えないところで努力をしているのです。だから、一流なのです。

今、毎日のように活躍している松井選手を見ながら、時に、この2つの言葉を思い出し、日々、努力する姿勢を学び、生かしてほしいのです。

 

 今日のよき日に、ご出席を頂きました、ご来賓の皆様、また、本当に御世話になった先生方には 6年間にわたり、愛情あふれるご指導を頂き誠にありがとうございました。この先も子供たちの良きアドバイザーとして、変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。

  最後になりましたが、本日、お子様のご卒業を迎えられました保護者の皆様、誠におめでとうございます。今日の子供たちのこの輝きを、胸に刻み、この先も愛情をもって子供たちに接し、ずっと励まし続けていただきたいと思います。

終わりに、卒業される75名の皆さんの門出と今後のご活躍を願い、私のお祝いの言葉とさせていただきます。

 

     平成15320日          PTA会長 堀 充洋