Fly Fishing


このページでは、北海道でのフライフィッシングはもちろんの事、フライフィッシング全般について説明していきます。と言っても、私もフライフィッシングを始めて4〜5年の初心者です。ベテランの方には物足りないかもしれませんが、どうぞ御覧下さい。



 フライフィッシングとは?

水棲昆虫や陸生昆虫(蛾)などの形を模した疑似餌(フライ)を使う、釣りです。疑似餌には色々なパターンがあり、この疑似餌を自分で作るというのが、生餌を使う他の釣りと大きく違う所です。ですから、釣りへ出かけられない時でも釣りを楽しめると言えます。また疑似餌(フライ)は、釣具店でも一個100〜400円程度で買うことができます。最初はこれを見本に自分で作る練習をするのもいいでしょう。



 必要なものは?

フライフィッシング専用の竿 ピンからきりまでありますが、国産メーカーの竿で1万円台の物であれば充分釣れます。できれば米・英国産あたりのいい竿を使えば、釣果も期待できます。やはりフライフィッシングの伝統がある国の竿は、良くできています。
また竿の長さ(フィート)や硬さ(=番手:#0〜12)が色々あり、釣る場所(池や川)や釣る魚によって使い分けが必要です。
フライフィッシング専用のリール リールもピンからきりまであります。竿に合った重さのリールが必要です。フライフィッシングではフライを飛ばすときに前後に竿を振りますので、竿とリールの重さのバランスが取れてないと振りづらくなります。
またリールには、右手巻きと左手巻きがあります。右利きの方でも竿は右手で持つので、右手巻き左手巻き、使いやすい方でいいでしょう。魚が釣れた時はリールを巻き取る必要はありません。ラインをたぐりよせるように魚を寄せます。その場所から移動する時だけ巻き取ります。
フライフィッシング専用のライン 直径1〜2mmのポリ塩化ビニール製のライン。キャスト時に前後に竿を振ると、きれいなループを描きフライを遠くに飛ばす事ができます。
またこのラインには重さの番手があり、リールに合ったラインを選ぶ必要があります。
材質も、水に浮かぶ物(フローティング)や、ゆっくり沈む物(スローシンキング)、速く沈む物(ファーストシンキング)、先端だけ沈む物(シンクティップ)などがあります。
ライン形状もDT(=ダブルテーパー:ラインの先端と後端がテーパー状に細くなっている物で、先端を入れ替えて使えるので経済的)や、WF(=ウエイトフォワード:先端が太くなっている物で遠くに飛ばせる)、ST(=シューティングヘッド:先端が特に重くなっている物)があります。
リーダー ラインの先端に結び付けます。ナイロン素材が主流で伸縮性があります。やはり番手があり、数字が大きいほど先端部分が細くなっています。太いと強度はありますが魚にばれやすく、細いと切れやすいが魚にばれにくいといった具合です。
ティペット リーダーの先端に結び、フライを付けるハリスです。細くて強度のある物が良いでしょう。
フライベスト 釣りに使う小道具(フライボックス、クリッパー、針外し、リリースネットなど)をこのベストに付けて(収納して)おくと便利です。取りあえずは無くても釣りはできます。
フライボックス フライを収納しておくケースです。市販でも売っていますが、私は写真の物を、木から削り出して作りました。
ウェーダー Now printing 水に入るときに履く、腰(胸)まである胴長。水に入らなければ取りあえず必要ありません。川上りする方は必要です。
ウェーディングシューズ Now printing ウェーダーの上から履く靴。底にフェルトが張ってあり、水中の苔にも滑りにくくなっています。水に入らなければ取りあえず必要ありません。川上りする方は必要です。
リリースネット 魚をリリースする(逃がす)時に使います。網目が細かい方が魚も傷つきません。
フライ ここをクリック! 疑似餌。これが無くては釣れません。自分で作る場合は以下の道具や材料が必要です。
タイイングバイス フック(針)をはさみ固定するバイスです。
シザース はさみ。ブレードがストレートの物、カーブした物があります。良く切れる物を選びましょう。
ボビン スレッドが解けないように常にテンションをかけておくホルダー。スレッドが切れないようにノズルの先端が滑らかになっている物を選びましょう。
ボビンスレッダー ボビンのノズルにスレッドを通す、言わば糸通しです。
ハックルプライヤー ハックルを巻くときに使う道具。小型のプライヤーです。ばねの力ではさみます。
スタッカー 鹿の毛の先端を揃えるための道具。とんとんと机に叩いて使います。
フィニッシャー フライを巻いた後、スレッドを結ぶための道具。
マテリアル フライの材料。鳥の羽根、鹿やウサギの毛、化学繊維、ウェイト、スレッド(染色糸)などがあります。



 いつどこで釣る?

主に河川や池で釣ります。河川には禁漁期間(秋口から初春)や禁漁区域があるので注意が必要です。これは河川によって違いますので、河川を管理する地元の漁協に問合すか、釣りの情報誌で調べてください。全国に多数ある管理釣り場では、入漁料を払えば一年中釣りができます。
ごく稀ですが、海でフライフィッシングをされる方もいらっしゃいます。ボラやスズキなどの魚が釣れるようです。



 釣れる魚は?

岩魚、山女、アマゴ、ニジマス、サツキマス、サクラマス、北海道ならオショロコマ、アメマス、ヤマベなどが釣れます。



 FFのルールは?

禁漁期間・区域で釣らないのはもちろん、他人に迷惑になる釣り方(大声を出したり、水中の魚から見える位置に立つなど)はやめましょう。リーダーのパッケージやティペットなどのごみも、そこらに捨てないようにしましょう。魚は、自分で食べる分(場所によっては釣り上げていい数が決められています)以外はリリースしましょう。小さすぎる魚も同じです。リリースする時はリリースネットを使い、できるだけ魚に触らないように針を外し、逃がしましょう。どうしても針が外しにくい時は、水温と同じぐらいに手を冷やし、下あごをつまみ針を外します。不用意に触ると魚の皮膚がやけどしたような状態になるようです。釣り人同士が気持ち良く釣りできるように心がけましょう。