市教組の結成宣言
一宮市教職員労働組合(一宮市教組)
1990年6月9日結成。
そのときの「結成宣言」を紹介します。
私たちは 子供らのすこやかな成長を願い この子らの未来が より平和で より民主的であることを願っています。 そして 子供らが 国の主人公として成長して行くために 私たちは 心をこめた実践をすると同時に 自らが 人間らしく生き 働くことが 子どもらを育てることにつながり 彼らに 希望を与えることだと信じます。
しかし いじめ 学校の荒廃 生き別れの家庭の増加 増え続ける現職の先生の死などの事実に触れるたび 私たちの心は痛みます。 優しさや友情よりも 他人をけ落とさないと生きてはいけない。 けんめいに働く父 パートに出かける母。
しかし 「豊かさ」だけでは どこか満たされぬ家庭。 日の丸 君が代 指示どおり動くことしか教えぬ 管理教育。
その責任の一翼を私たちも担って来たことに つらい思いにかられます。
不当配転だ。 校長の組合への介入だ。 唱和の強制は人権の抑圧だ。 教育長の疑惑は 学校教育への信頼をねこそぎ奪ってしまう。 学校訪問の改善 用務員の確保 健康破壊への警告。
何を訴えても 組合執行部は 動こうとしない。 そればかりか 政府文部省と手をつなぎ 抱擁し 子どもらを 父母を そして働く仲間を苦しめる 「連合」へは 進んで屈服し 加盟した。
私たちは 断じて 同じ側に立てない。
私たちは 本物の組合をめざし 出世や保身のためでなく 正義と良心にしたがい 団結を武器として 新しい歩みを始めます。
私たちは 資本 権力 政党からの独立を堅持し 職場のすべての教職員の声に耳を傾け 一致する要求に基づいて行動します。
すべての子に 豊かな学力と 自治能力 すこやかな身体を保障するため 一人一人にあった教育を 創り出して行くために頑張ります。
自由で民主的な 働きやすい職場にするため 健康で豊かな心身で 子供たちと向きあうため 生活と権利を守る闘いを進めます。
父母の声を 子供を思う叫びとして聞き 子供を守り育てる仲間として 教育を担う仲間として 共に連帯します。
職場の仲間を なだめたり 見捨てたりする組合でなく 我がこととして 解決のため 共に行動できる そんな組合を作ります。
その名を 「一宮市教職員労働組合」として 意気高く 一歩をしるします。
すべての教職員のみなさん 共に歩まれんことを 強く訴えます。
一九九〇年 六月 九日
一宮市教職員労働組合結成大会