市教委申し入れ書 2002年度
各 種 申 し 入 れ 書

一宮市教組発0203号
2002年3月12日
一宮市教育委員会
教育長 馬場 康雄様
一宮市教職員労働組合
執行委員長   内田 悟
 (学校5日制の完全実施に伴う)申し入れ書
1. 総合的な学習の内容や日課表の組み方について
(1) 特色ある学校づくりをおこなうために、上記のことについて画一的な指導やしばりを行うことなく、各校の創意工夫が生かせるよう、弾力的な計画や取り組みが行えるよう  指導すること。
(2) 英会話指導員の派遣を各校に割り当てることなく、学校の教育計画に則り、主体的に活用できるようにすること。
また、派遣するときは、その学校との打ち合わせを行い、各校のねらいにそった内容にすること。
2. 少人数授業について
(1) 「指導方法工夫改善実施計画調書」は、短期間で提出を求められたという経緯があり、各校で十分論議されたものとなっていない。そこで、少人数授業を行うときに、「調書」は、あくまで計画であり、それによって縛られることなく、変更を認めること。 
(2) 緊急雇用対策による「少人数指導等非常勤講師」を、学校の実情に応じて形態や学年など、弾力的な活用ができるようにすること。
(3) 少人数授業の導入により、担任教師が他学年の少人数授業を担当することは、絶対に避けるよう指導すること。
3. 学校評議員の設置について
(1) 真に地域に開かれた学校を作るためにも、評議員の選出については、校長の独断ではなく、学校教職員の意見が反映されたものになるよう指導すること。
(2) 学校評議員からの意見や学校側の説明について、全職員に報告をし、公開されたものになるよう指導すること。
4. 土・日の過ごし方について
(1) 土曜日に仕事を持つ保護者が多くいるという現実を踏まえ、子どもたちが安全で、安心して過ごすことが出来る環境を整えるよう早急に改善すること。
そのため、土曜日に学童保育が出来る場所と人員を確保すること。また、社会体育や公共施設の利用が出来るよう、より一層改善すること。
(2) 土日は、部活動や各種大会、補習授業を行わないこと。
5. 通知表について
(1) 早急に新しい通知表案を提示し、子どもの成長に役立ち、教師が書きやすいものになるよう意見を吸い上げること。
(2) 全市統一にこだわらず、各校の意見を尊重し、学校独自で改善できるようにすること。
(3) 通知表の記入にパソコンを使うことを認めること。
6. 指導力不足教員について
 私たちは、「指導力」とは、単独で存在するものではなく、子ども集団や教職員集団との関係の中で成立する集団性と共同性を備えたものと考えます。従って、例えば「授業が成立しにくい」状況が生まれたとしても、それをもっぱら特定の教師の指導力に原因を求めることは誤りです。その時の子ども集団や学校の教師の配置や協力体制にも多くの原因があると考えられます。それ故、単に個人の責任に矮小化するのでなく、教職員の協議と合意に基づく校内協力体制を作っていくことこそ解決の方法です。
(1) 指導力不足教員に関する制度がどのようなものか、明らかにすること。
(2) 学校や学級に問題が生じたときは、
 ・まず、様々な手だてを講じ支援を行うよう指導すること。また、そのための教育条件を整えること。
・病気が原因の場合は、治療に専念できる体制を整えること。
・体罰やセクハラなど反社会的行為については、現行法制度に基づき対処すること。
・万が一、「指導力不足教員」を申請するときは、該当教員から意見を聴き、校長単独で判断するのではなく、校内に集団的な検討の場を設けること。
・ましてや、教師を脅したり、校長の意を押しつけたりするために悪用されることは絶対あってはならないことを、校長に強く指導すること。
7. その他
(1) 給食実施簿について
・使いやすく、記載が簡潔なものに改善すること。
・早急に、廃止すること。