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《 燃費向上検討 》

*** 運転方法で対処 ***
燃費を向上する運転方法を検討してみたい。と思います。以下に(常):一般常識(うわさ), (実):実際、検討結果(私見)を記しました。

<1>急加速はしない

(常) アクセルペダルの踏み込み時に 卵を踏み込む様な感覚で、更に、プライマリー側だけの踏み込みで対処する。

(実) 普段から急加速はさせていなかったものの、本当にアクセルペダルの踏み込みによる効果があるのか?
実益を狙って 帰省時(名古屋−神戸R25経由約250Km)でトライしました。

(結果) 途中から重くなるセカンダリー側へのペダルの踏み込みは避け、右足親指に神経を集中させ運転しましたが、燃費はほとんど向上せず
反って、足を傷め(神経痛)で接骨院へ行く破目になってしまいました。


<2>早めのシフトアップを心掛ける

(常) 文字どおりM/T車のシフトUPを早めに行なう。
エンジン回転数を低めに保てる他、アクセルペダルを踏み込み過ぎると、ノッキングを発生するため、自然と踏み込みが押さえられる。という効果もある。

(実) 飛ばしシフトアップを行なう。***これは効果があり、推奨したい***
通常:1→2→3→5(4速飛ばし),
低加速時:1→3→5(2,4速飛ばし),
急加速時:1→3→5(2,4速飛ばし),1→2→4→5(3速飛ばし)
順番どうりに早め、早めでシフトUPを行なって行くと当然加速が落ち、後続車(大抵有)に迷惑をかける事になる。そこで、雑誌で読んだアイデアの
受け売りになるが、飛ばしシフトUPを行なってみた。なんでも、シフト数が多いと、その度にアクセルを踏み込み、加速ポンプ(?)を作動させる事になるので
シフトが少ない方が、燃費が良いとか。本当かどうか?

(結果) 実行してみると、実際に燃費は向上した。( 数%以上 ) まず、低めのギアで、プライマリー側だけで加速しシフトUPのタイムラグと合わせて、シフトUPした時よりも加速が良い。 この分、もう1段上へシフトUP。空いていて後続車が無い場合は、低回転域を多用した早めの 2,4速飛ばしのシフトUPを行なった。 急加速時は(これは燃費には良くないが)飛ばしを行なう事で、加速が良くなった。
要は、低めのギヤで少し高めの回転まで引っ張り、シフト回数の低減ともう1段上へ より低速域で、シフトを可能にしたシフト方法と考えられる。 シフトUPのタイミングは後続車をみて調整(勿論、前方側方も)、早めにシフトUPする事により、燃費を良くすると言ったスグレモノです。
私はこの”飛ばし”が普通になってしまいました。トライされては?(お薦め致します)

*** ディーゼル燃費向上 ***

実践したのは、ディーゼルエンジン(ターボ)での事、ガソリンエンジンに比較して、ディーゼルエンジンはチューンUP手法が少ない。
とあきらめていましたが、雑誌で エアフィルターを交換したら効果が見られた投稿を見つけ、早速トライをしてみました。

雑誌にあった通販の物(数千円)を購入、タール状の油脂をウレタンに浸し、純正品と交換して装着しました。 交換は30分程度の作業でした。

実際に、装着してみての感想:
1.加速が良くなった。
まず、実感。元々車重が重く(パジェロショート) 2500のディーゼルターボではやや加速不足の感があり、
キビキビとした走りをするため2速を多用していました。 ( クラッチディスクの摩耗が早く、交換が必要になりました。(反って、6万円の出費))
このような、装着前の加速の悪さが改良され、精神的にもストレスが減少しました。

2.黒煙排ガスが、減少しました。
ディーゼル車の致命傷の黒煙排ガスが、乗り初めは少なかったのですが、走行距離が7,8万Kmを経過した頃から、
加速の度にバックミラーに写り、気になっていました。 交換後は、加速の向上によりアクセル踏み量が減少し、
不完全燃焼分が減少したことによるものか、 バックミラーに写る黒煙の有無がやっと確認できる程度にまで減少しました。

3.燃費の改善がみられました
ディーゼル車ゆえに金銭的なメリットが少ないだろうと、期待していませんでしたが、 数%以上の改善がみられました。(8.5→9〜9.5km/L)
ディーゼル車に乗ってられる方、トライされては?(お薦め致します) *** その他燃費向上ツール ***
点火装置以外にも、燃費向上効果をうたったオプションには色々とトライしました。
残念はがら、数値データを取っておりませんので データとしては報告できませんが、
おそらく、燃費にして 数パーセント以上と思われる物と、そうでなく、フィーリングの物を
分けて報告させて頂きますと、
( いずれもノーマル車での使用結果です。ご参考に )

*** 数パーセント以上の物 *** @オイル添加剤フロンティア: これは、微粒子をオイルに混入して摩擦低減を計ろうとした物。
他に最近では同種の粉末混入剤も市販されている様だが、同様の効果が期待できる。( 数パーセント向上 ) A加速時クーラーカット装置 ラクール: エンジンのバキューム圧(進角調整用圧力)を使用し、負圧により加速等の過負荷を感知し コンプレッサーをOFFこれにより、アクセルの踏み込み量を減らし燃費の低下を防ぐ。
( エアコン使用による燃費低下の大きな方にはお勧め:現在も市販されているのならば ) *** フィーリングの物 *** @排気パイプに取付ける物:
名称を忘れてしまいましたが、中を渦巻き状に排気が流れいかにも効きそうな感じの説明書が
添付されていた物ですが、外見のみで全く効果は有りませんでした。
Aデストリビューターキャップに取付けるコイル: これは以前の自動車雑誌(AM誌)に掲載させていたUFOパワーコイルなる物の分解製作記事を参考に自作した物で、 確かに効果のある様なフィーリングはするが、実際の燃費はそれ程向上しなかった。 パワーコイル同様、ポイントのコンデンサと交換して使用するボンファイアなる物も記事を参考に
自作しましたが、こちらも燃費は向上しませんでした。勿論、双方共に試作品でのトライ結果ですので
市販品では、違う結果が得られるかも知れませんが....。

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