世界のブランデー分布

  ブランデー名称 原産国(産地) 原料(主要品種) 発酵および蒸留法(蒸留精度) 熟成法と最低熟成年数
グレープ・ブランデー (ブドウ) コニャック フランス(コニャック地方) ブドウ(サン・テミリオン種) 単式蒸留(アランビック・シャンテ)2回 通常65〜70% 樽熟成(リムーザン・オーク他) コント2(24〜36ヵ月)以上
アルマニャック フランス(アルマニャック地方) ブドウ(フォル・ブランシュ種、サン・テミリオン種) 連続式蒸留(アルマニャック型蒸留機) 55%前後 樽熟成(ガスコーニュ・オーク他) コニャックに準じる
フレンチ・ブランデー フランス(各地のワイン産地主体) ブドウ 連続式蒸留 通常60%以下
アメリカン・ブランデー アメリカ(カリフォルニア) ブドウ 連続式蒸留 85%以下 樽熟成(オーク) 2年
ジャーマン・ブランデー ドイツ(ライン、モーゼル地方中心) ブドウ(輸入ワインも多い) 連続式蒸留 樽熟成(オーク) 6ヵ月
イタリアン・ブランデー イタリア(産地が多く、個性多様) ブドウ(多品種が使われる) 単式、連続式(ブレンド) 樽熟成(オーク) 1年
グリーク・ブランデー ギリシャ(国内各地) ブドウ(サヴァティアーノ種) 連続式、一部に単式 樽熟成(オーク) 1年
その他 キプロス、グルジア、アルメリア、モルドバ、スペイン、南アフリカ、日本 ブドウ 連続式が多いが,単式蒸留も併用 樽熟成(オーク) 1年
マール フランス(ブルゴーニュ他13地区) ブドウの搾り粕(水を加えて余液を溶かし、残存する酵母で自然発酵させる) 古い形の単式蒸留がほとんどだが、近年、連続蒸留も。蒸留法自体は、通常のブランデーと変わらない。 樽熟成(オーク)、一部に不使用品あり
グラッパ イタリア 樽を使わない白ものが多い
アグアルディエンテ ポルトガル、スペイン他
ピスコ チリ、ペルー 素焼きの壷で熟成
フルーツ・ブランデー カルヴァドス フランス(ノルマンディー地方) リンゴ(デュレ種、ベンドール・ルージュ種他) 単式蒸留、連続式蒸留 樽熟成 1年
カルヴァドス・デゥ・ペイ・ドージュ フランス(ペイ・ドージュ地区) リンゴ、リンゴの搾り粕 (日本では国光、紅玉など) 単式蒸留で2回 通常70%以下 樽熟成 1年
アップル・ブランデー (アップル・ジャック) アメリカ、イギリス、スイス、ドイツ、日本他 連続式蒸留機(コラム・スティル) 樽熟成 3年
キルシュ フランス(アルザス地方) サクランボ(甘味の強いブラック・チェリー種他) 原料を粉砕して発酵後、単式蒸留機で2回 タンク
キルシュヴァイザー ドイツ(シュバルツバルト地方)
ミラベル フランス、ドイツ 黄色スモモ 原料を粉砕して発酵後、単式蒸留機で2回。アルコール浸漬後、単式蒸留する例もある。 樽熟成(柏材) 6ヵ月
スリボビッツ ハンガリー他東欧諸国 樽不使用の製品もある
ラキア ブルガリア
クエッチュ フランス 紫色スモモ 原料を粉砕して発酵後、単式蒸留機 陶製タンク
ポワール フランス 洋ナシ(ウイリアム種) 発酵、蒸留方式 陶製タンク
フランボワーズ フランス 木イチゴ 発酵、蒸留方式と浸漬・蒸留方式がある。 タンク
ヒンベアー ドイツ
カシス フランス 黒スグリ    
アプリコット フランス アンズ 原料を粉砕して発酵後、単式蒸留 タンク 3年
アプリコーゼンガイスト ドイツ アンズを破砕してアルコール浸漬後、単式蒸留
バラック・パリンカ オーストリア、ハンガリー他東欧諸国

ブランデーの話へ飛ぶ メニューへ飛ぶ お勧めのブランデーへ飛ぶ