山口君のアウトドア写真館

目次

過去にホームページに掲載した写真の回顧展です

  1. きのこ
  2. 山野草やベランダの花々
  3. クロスカントリースキー
  4. 開田高原と御嶽山の四季
  5. ある夏の日の思い出
  6. 立山とクロスカントリースキー


ベニテングタケ
1.きのこ
秋は木曽御嶽東麓の開田高原での茸狩りが楽しみです。(夫は秋には茸柄のネクタイやハンカチを愛用しているくらいです。出来れば、茸のタイピンも欲しいと言っています。)開田高原でよく採れるのは、可食の物はハナイグチ、ショウゲンジ、キシメジ、ヒラタケです。毒茸はベニテングタケ、シロタマゴテングダケ、ベニタケが多いです。一度採って見たい茸はやはり、松茸、舞茸です。書店で茸の新しい図鑑を見かけると思わず、手に取ってしまいます。
1997年は8月に雨がほとんど降らず、10月に入っても気温が高かったので、紅葉が2週間以上も遅れ、きのこも不作でした。ササユリの種はまだはじけていなかったし、ススキの穂も若いし、ドングリやマツボックリが少ないし、青いドングリを拾ってきた人もいました。10年以上毎年行っているところなので、どの林で何が取れるか、おおよそ分かっているのですが、ベニテングタケドクツルタケドクベニタケのような毒きのこすらあんまり生えていませんでした。ハナイグチがあまり採れず、スギヒラタケのような倒木に付くきのこや暗くても目立つキシメジは全然見かけませんでした。とても食べれそうに無いけど、名前が知りたいきのこが2種類ありました。一つはアシナガタケの仲間やホウライタケの仲間ではないかと思っています。それでも1時間ほど探して、アイシメジニセアブラシメジ結構採れたので見切りを付けて早々と帰りました。東北地方や北陸地方の山はどうなのでしょうか?単なる異常気象なのか、生態系が大きく崩れているのではないか不安です。
1998年のキノコ狩りは友人の勧めで長野県須坂市の峰の原高原の”ペンションきのこ”に10月4〜5日に行ってきました。友人はテレマークスキーのレースに参加するために何度か宿泊していて、”オーナー夫妻がキノコに造けいが深いので、是非一度行ってみては?”と勧められ、期待通り、料理にインテリアにキノコ尽くしを堪能してきました。夕食には種類豊富なキノコ鍋が出てきました。フライやキノコ入りハンバーグ、辛炒めも美味しく頂きました。オーナーの小宮山勝司さんは永岡書店から”きのこ”という本もだされています。この本は各キノコの特徴、キノコ料理のヒント、キノコ狩りの注意がカサの裏や根元の写真も添えてわかりやすく書かれています。山と渓谷社の”日本のきのこ”、”山の幸”とともに手放せない1冊になりそうです。
1998年の夏 峰の原高原では雨が多く、秋口に入っても気温が高かったので、キノコは不作でした。キノコ狩りの季節には紅葉が美しいはずなのに紅葉はまだ進んでおらず、夜になってもストーブが恋しいと言うほどに冷え込んできませんでした。
不作なので、スキー場の上の道路沿いの芝生をふてくされて歩いていて、ヌメリイグチの幼菌やホコリタケを見つけました。苔の中に小さいキノコが生えていて妖精のようでした。緋の滝やその近くの自然遊歩道ではノボリリュウタケアカヤマタケニカワハリタケ、橙色のベニテングタケ、黒いテングタケの仲間、名前のわからない黒いキノコを見つけました。ベニテングタケくらいは見れば必ずわかると思っていたのですが、橙色のものがあると知って、キノコの世界の奥深さ、同定の難しさを垣間見た気がしました。

どちらも同じベニテングタケ。同じ長野県でも場所が違うと見かけが違う。左が峰の原高原。右が開田高原。CLICK IT


スギヒラタケロクショウグサレキン




2.山野草やベランダの花々
集合住宅暮らしながらベランダで山野草やバラや様々な花を育てています。特に山野草は苗を入手してもなかなか上手に育てることが難しいのですが、南西向きの夏の強い日差しにも耐えて次の様な花が順に咲いています。
実生の物は強いのですが、種を取り播きし発芽までに1年半以上かかったりするので、どこに何を播いたのか忘れないようにしておく必要があります。 野外に出ると、色々な花が目に付いて、上手く種が採れないかと思ったりします。花の同定には地方の新聞社等が刊行している地域別の花の図鑑がおすすめです。
我が家の四季の花々
春の花:パンジー沈丁花、クロッカス、水仙チューリップ゚ムスカリローズマリーフタリシズカアヤメ科の植物黒花オダマキクリスマスホーリー、桃花スズラン
初夏の花:ミニバラテディーベア、レディ・メイアンディナ、大輪バラレオニダスイブ・ピアッチェピエール・ドゥ・ロンサート、オダマキ、フクシャ、口紅しらん、ヘリオトロープ、ローズゼラニウム乙女百合カッコウセンノウ昼咲き月見草ペラルゴニウム斑入り白蝶木薮柑子の花
夏の花:笹百合、神領百合、作百合、白蝶草夜香木パッションフルーツ、桜蓼、源平小菊蛍袋、ツリガネテッセン、キャッツテール、風船カズラ、姫ヒオウギ
秋の花:秋明菊、ホトトギス、紀伊上臈不如帰、ツルボ、ハゼラン、酔芙蓉
冬の花:葉牡丹デンドロビューム、シンビジウム、薮柑子



3.クロスカントリースキー
数年前に悪くした夫の膝も日頃のトレーニングのせいかやや回復し、1997年には4年ぶりにスキー場に行きクロスカントリースキーのコースを見つけました。(夫は一応ベアバレー・クロスカントリースキークラブのメンバーです。他の会員はテレマークスキーやフリークライミング、フライフィッシングを楽しんでいるようです。)

今回見つけたヘブンス園原スキー場のコースはまだ整備中とのことで、看板も無くコースも途中で切れていました。しかし、二人占めの雪の上をセッケイカワゲラが歩いていました。(帰りに立ち寄った月川温泉でコース整備の方と偶然一緒になりました。)スキー場のゲレンデの混雑をよそ目に裏に滑り止めのうろこ型の刻みのついた板で斜面を登ったり、降りたり、途中でコンロでお湯を沸かしてカップ緬で暖を取り、ドーナツとミルクティーでお昼にしました。今回はゲレンデで足慣らしをするつもりだったので妻は友人から譲ってもらったテレマーク用の板で行ったので、滑り止めの刻みの無い板でシールも持ち合わせず、ちょっとした上り坂も閉口しました。
以前、カナダのバンフに行った時はインフォメーションに地図も用意されていてコースがちゃんと整備されていました。凍結した湖の上を薄着でひたすら走るように滑っていく人が多い中で、完全防備で紅茶を沸かして飲んでいたら、地元の人にあきれられました。勿論、日本人のスキー客は皆大規模ゲレンデのパウダースノーを楽しんだようですが、私たちは雪崩注意の看板にビクビクしながら湖の上や森の中を歩き回りカナディアン・ロッキーを堪能してきました。
日本でもこういう雪との付き合いかたがだんだん流行ってきているようですが、私たちのように四季を通じて地形や地理を知っているコースに出かけない限り、日本では道案内の看板などのコース整備をしている所が少ないようなのが、スキー場の隆盛に比べてちょっと不満です。



4.開田高原と御嶽山の四季
3月も中旬には、開田高原の雪もとけてきました。5月下旬には山菜採りシーズンになります。王者はタラノメ、山ウドで、好きなのはコゴミです。ワラビは調理が面倒です。天ぷらになっていてもタラノメ、コシアブラ、ハリギリの区別がつくようになりました。温泉宿などではこれらが混同されて出てきます。なかなかお目にかかれなくて残念なのはシドケです。その代わりに珍しいキノコ(タマキクラゲなど)を見つけたりしました。
5月末にはタラノメ、コシアブラ中心に山菜取りをしてきました。笹藪の中で、紫花のエンレイ草が咲いてるのを見つけました。白花のエンレイ草は水辺の明るいところに咲いていました。ゼンマイの芽の可愛いものも見つけました。

8月の中ごろになるとわせのそばの白い花が咲いてきます。薮こぎをして行くとベニタケやアイシメジも出始めていました。表面がココアを振ったティラミスのような質感のチチタケを折りとると牛乳のような液が出てきました。開田でも良く見るチダケサシと言うアスチルベの仲間の花の茎にチチタケを挿したので、その名がついたと図鑑にありました。明るいところではヤナギランフジバカマが咲いていました。
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開田高原から見る秋の御嶽山は青空に刷かれた雲、黒い山肌と黄金色の草原が競い合って夢の中の景色のようです。尾ノ島の滝も紅葉が水しぶきに濡れて絶好の撮影ポイントです。近年益々人気が高くなっている開田そばも新蕎麦に変わり、10月の第3土・日にはそばまつりのイベントが行われます。但し、この時は蕎麦屋さんも大繁盛で茹で湯を替える暇が無いので、濃厚な蕎麦湯を味わえますが、蕎麦を堪能したいのなら、時期を少しずらして行った方が良さそうです。
 
チャオ御岳スノーリゾートCLICK IT

1999年は久しぶりに2度も安城市でも積雪しました。JRの駅で御嶽北斜面に新設されたチャオ御岳スノーリゾートのニッコリマークのポスターを秋から見かけており、近所の大型スポーツ店では開田高原マイアスキー場のキャンペーンもありました。その上、雪を見ると出かけたい気分は盛り上がります。できれば混雑を避けたいと言う思いもあります。やっと、休暇がとれ、2月の7-8日に開田高原泊で出かけました。途中、国道19号にバイパス・トンネルができ、上松町の中心部を通らなくてよくなり、時間と心理的負担が軽減されました。19号の改良工事は他の地点でも進められており、工事嫌いの私たちでさえ完成が楽しみです。
 先ず2月7日の日曜日の午後、きそふくしまスキー場に行きました。ここは合流地点が多いコースの構成上からかスノーボード禁止なので、とても空いていました。リフト乗り場に近い駐車場に空きスペースを見つけ、リフト待ちも全くなく快適でした。雪質も良好で、ターンの練習に最適です。
 翌8日の月曜日はチャオ御岳に行きました。ここは開田高原からは車で40分かかるのが難点です。しかし、平日だったのでゴンドラの待ち時間が無くて寒さに合わずにすみました。ゴンドラ山頂駅から約2kmの3本のコースが出ており、難易度はほとんど変わりません。北斜面と言っても日当たりも良く、雪質も良く、御嶽山が美しく見え、撮影隊もいました。若手のボーダーはイースト・コース(最大斜度23度)がほとんどで、壁のあるウェスト・コース(最大斜度34度)とセンター・コース(最大斜度31度)は熟練したボーダーとスキーヤーがまばらに滑っていました。イースト・コースは斜面が細長いので、極端に幅が狭い部分ではボーダーが座り込むと避けにくいのが欠点です。また、ウェスト・コースは壁部分以外はなだらかで、コース最終部分は直滑降で滑らないとゴンドラ乗り場にたどり着けません。トイレはシャワートイレで、ベーカリー・カフェはパニーニやホット・ドッグなどのパン・メニューが中心でした。リフト券はIC組込みのカードらしく、1,000円の保証料を預けるしくみで、ゴンドラに乗るときはカード・リーダーを組み込んだ柱に近づけます。

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5.ある夏の日の思い出
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1997年は7月の3連休を利用してベアバレー・クロスカントリースキー・クラブのメンバーとその家族14人で駒ヶ根の別荘を1軒借りて遊んできました。調理に明け暮れたわけではなく(料理の話題は季節の自慢話に掲載)、小黒川渓谷から、信州大学の演習林に沿って、駐車場の標高は1,250m、西駒の展望台(標高1,720m)まで5歳、一年生児、、4年生児、5年生児と山野草を見ながら、2時間半ほどで一登りしてきました。ふもとにウマノアシガタ(黄花、キンポウゲの仲間)、ウツボ草(紫)、登るに連れてオダマキ(黄花)、ヤマホタルブクロ(桃花)、シモツケ草(赤花)、ツリガネニンジン(水色)、タマガワホトトギス(黄花)、トリアシショウマ(白)、オカトラノオ(白花)が色鮮やかに美しく咲いていました。足元にはユキザサ、マイヅルソウ、エンレイソウ、ツクバネソウ、マムシ草の実がなっていました。キノコではサンコダケやホコリダケの幼菌、ベニタケ、イクチの仲間、ニカワホウキタケ、無色透明のゼリー状でやや厚手で形はスギヒラタケに似たシロキクラゲの仲間のキノコを見つけました。つぶすとピンクのペンキ様の液体が出る粘菌も見つけて大人は結構楽しみました。子供たちは遊園地の方が好きな様子でした。山ではお菓子を少し食べ、別荘に帰って塩鮭と梅干しのおにぎりを作って食べました。

別荘の庭が広かったので、夜は花火セットで盛り上がりました。子供たちは線香花火のような手持ちの花火、大人は打ち上げタイプの花火を楽しみました。35連発というのもあり、ゾクゾクしました。
夏の楽しみの一つは野外料理です。上記の7月の3連休のベアバレー・クロスカントリークラブの夏祭での計画のメインはやはり食糧計画で今年は鉄板焼きやバーベキューは飽きたと言うことになりました。そこで、業務用冷凍食品も活用して、Italian NightとChinese Nightと銘打って、一味違うアウトドア料理を試みました。ちょうど朝市の日と重なったので、出掛けに新鮮な野菜や魚介類、干物類を仕入れていきました。しかし、外にブロックで作った炉があるので、炭火焼きの魅力も捨て難いものがあります。
初日のItalian Niaghtのメニューは、赤・黄・橙のオランダピーマンのマリネローストアーモンドがけ(ピーマンは網焼きして皮をむき、市販のフレンチドレッシングでマリネ)、完熟トマトとモッツァレラチーズのオリーブ油がけ生バジル風味、スパゲッティ・ペスカトーレ(トマトソースを自宅で作っておいて、中華鍋で炒めた魚介類にあわせる)、炭火で何故かパエリァ(味付けは多めのサフランに加えて市販のパエリァの素を3種類使いました。)、鰯のパン粉焼き(味付けパン粉をスーパーで見つけたので、手開きした鰯にまぶして炭火の鉄板で焼いた。魚嫌いの子供にも大ウケ)、茹でたてトウモロコシ、サラダ(レタス、キュウリ、ベーコン)、デザートにメキシカンマンゴーで満腹しました。本当は冷凍のレストラン用ハンバーグも用意してあったのですが、食べる余地がなく、3日目にハンバーガーサンドにしました。翌朝はしじみ汁、ベーコンエッグやサラダでご飯を食べました。
次のChinese nightは枝豆、炭火の焼き茄子で呑み始め、麻婆茄子、炒麺(長崎皿うどんの油揚げ麺に八方菜をかけた。)、トマトのサラダ、青菜炒め(下茹でしたツルムラサキ、ホウレンソウをそれぞれごま油でニンニクと醤油味で炒めた)、冷凍の水餃子入りのスープで満腹になり、白キクラゲのシロップ煮とメロン入りの杏仁豆腐は翌日に持ち越されました。3日目は朝から残り物の整理で恒例の手打ちそばをお昼に食べて帰りました。都合で人数が減ったこともあり、いつものことながら色々食材が残り、大ひんしゅくをかってしまいました。
今回役立った調味料はエキストラバージンオリーブオイル、ごま油、フレンチドレッシング、クレイジーソルト、ミル入りの粒こしょう、味付けパン粉、味覇、赤出し味噌、四川トウバンジャン、香港XOジャンでした。子供のためにはマヨネーズやケチャップも必需品です。塩が足りなくなり、買い出しに行ってもらいました。分厚い鉄板、業務用寸胴鍋と小型の中華鍋が大活躍しました。


1998年の夏は長野県泰阜村の万古渓谷の二軒屋キャンプ場と富山県利賀村のキャンプ場に行きました。
二軒屋キャンプ場CLICK IT

二軒屋キャンプ場は万古川沿いにあり、駐車場に立派な水洗トイレ、テントサイトに簡易水道とシャワーがあります。但し、駐車場からテントサイトまでは吊り橋を渡って、200m位歩きます。荷物を厳選して持って行かないと運ぶのが大変なのと夜一人でトイレに行くのがちょっと恐いのが難点です。万古渓谷は沢登のルートになっていて、所用時間30分の婦人子供コース、不動の滝までの2時間コースがあります。30分コースの所まで行き、イワタバコの花を見てきました。

利賀村の方は渓流釣りの釣師ばかりが泊まるところで、同じように水洗トイレと簡易水道と水銀灯があるだけです。ここの特徴は利用者が環境の保全に心をくだいていて、ごみ一つ無いことです。行きの山道では日本カモシカの子供や雉の親子、キツネを見ました。友人がここの主のように頻繁に訪れていて、釣をしない私たちは砂防ダムの堰堤を渡って、川で沢ワサビを採ったりして遊んだりしました。大雨の後で川の水は濁っていましたが、友人は尺イワナの塩焼きとから揚げを御馳走してくれました。水辺ではオニアザミを見ました。帰り道でヤマブドウイチイの実トチノキの実を見ました。





6.立山とクロスカントリースキー
室堂付近 CLICK IT

1998年は二人揃ってスキー板と靴を買い替えました。身長183cmの夫はおおよそ7年ぶりに200cmの板から幅広の188cmの板にしました。身長161cmの妻は今まで9年前のクロスカントリー用の190cm板とゲレンデでは友人のお下がりの175cmのテレマークの板を使っていたのですが、思い切って170cmで幅がぐっと広い刻みつきのテレマーク板に替えてみました。靴も今年は甲が薄く幅も狭いものが売られていたので、やっと今までのイタリア製とは名ばかりの日本サイズの幅広の靴に靴下の2枚履きから開放され、体重移動も楽になりました。年に2〜3回しか出かけないので、道具にはあまりこだわりがなかったのですが、さすがにこれほどタイプの違う道具を使うと楽に滑れるのには感動ものでした。しかし、暖冬だったり風邪を引いたり、妻がスキー場でボーダーに追突されムチウチになったりでスキー三昧とはいきませんでした。
みくりが池も雪融けで歩いて渡れなくて残念 CLICK IT
道具を更新したところで、G.W.前半は5年ぶりにMOOSEの立山ski tourに参加しました。これは名古屋の杁中のアウトドア専門店MOOSEが顧客と社長自身のために15年前から企画しているもので、夫は第1回(妻は第5回)〜9回と今年の第15回のツアーに参加しています。今年は20年ぶりの雪の少なさとかで、5月中旬の雪の状態で、残雪の残る山の景色は絶景でしたが、弥陀ヶ原周辺のジェラート状の重く湿った雪や雨が削ってできた溝状の凹凸には泣かされました。初日の4月25日は雨にたたられましたが、26〜27日は好天で日焼けにおびやかされました。(もっともテレマークの達人達はそれなりに絶好の斜面を見つけて充分楽しんでおり、テクニックと体力の差が楽しみの差になった年でした。ツアーの詳細はMOOSEやツアー常連の原さんのホームページもご覧ください。)美女平から弥陀ヶ原迄のバス道路沿いの雪は融けてしまっており、ショウジョウバカマのピンクの花が道端に咲いていました。また、称名の滝の水量も多いようでした。また、美女平では不思議な形の平行虹も始めて見ました。
雷鳥は大根足で可愛い CLICK IT

毎年、富山ナチュラリスト協会の佐藤武彦さんたちがガイドとして参加され、お話を伺うのが楽しみの一つになっています。今回は地元芦峅寺の写真家の高橋敬市さんや朝日新聞のカメラマンの河合さんも同行されたので、お二方にちゃっかり年賀状用のツーショットの写真をお願いしてしまいました。帰路は皆で高橋さんのギャラリーNatur(ナチュール)も見学し、私たちの知らない季節の立山も堪能してきました。また、顔見知りのガイドの板橋さんが他のツアーの案内をされているのに出会ったりしました。

重い雪面をテレマークで下る。動きのあるものをデジカメで撮るのは難しい 

1999年はラ・ニーニャと言うことで大雪を期待していたのに、暖冬のせいでスキー場以外は雪不足や天候不良でクロカンにでかけられませんでした。私たちのスキー・シーズンの締めくくりは立山の春スキーなので、開通を心待ちにしていました。いつも参加するG.W.前半のツアーで今年は高橋敬市さんの写真教室もしてもらえることになったので、益々期待が高まりました。ニュースで今年は雪の大谷の積雪が多いと聞いて喜んで出かけました。

 ガイドはナチュラリスト佐藤武彦さん(左)と写真家の高橋敬市さん(右)と言うしあわせ。

 確かに極端な小雪だった去年より雪はずっと多く雷鳥も冬毛だったのですが、気温が高く雪は湿って重くターンしづらく閉口しました。この季節、立山では濃霧、雨、吹雪、あられ、雷、寒さ、日焼けとあらゆる天候に備えた装備が必要なのですが、今年は早朝ですらアイスバーンが無いかわり、新雪を滑ることはありませんでした。また、最近のローションタイプの日焼け止めは薄づきで白くなりにくいのに、効果が高いのに驚きました。

 写真教室ではテレマーク上級者にモデルになってもらい、フレームいっぱいに取る方法や空をバックに雪と空の接面を滑っているように見える撮りかたなど、懇切丁寧に教えていただきました。同じ風景写真でも遠景、近景のバランス、除雪された道路の雪の高さを感じさせるためのバス待ちなど普段自分がいかに不用意にシャッターを押していたかと反省しました。良い写真を撮るには”(センスに加えて)体力と瞬発力が必要”と言われ、取りあえず望遠レンズを背負って滑れるように普段のトレーニング量を増やそうと思いました。ここしばらくデジカメやコンパクトカメラばかり使っていたので一丸レフと交換レンズを背負うと飲料水と着替えで5kg近い荷物になり、登りは息が切れ、下りは転ぶと起き上がれなかったのです。ダケカンバの幹が赤くなっており、芽吹きが近いと教えられました。




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