ランの館を訪ねて


ランの館とさまざまなラン CLICK IT

名古屋の100m道路(若宮大通り)矢場町の南に1998年のG.W.にオープンしたランの館に新しいデジカメNikon Coolpix 900を持って行ってきました。ここは隣接する堀留下水処理場の下水処理水の熱エネルギーと外気温との温度差を利用したヒートポンプで冷暖房を行っている施設です。施設はランの展示を主にしたアトリウム棟と2階がユーハイムのカフェ・レストランになった小展示室、架空のランの原産国の外交官の家を模した花飾りモデル展示棟、ランの3大原産地であるアフリカ、南米、東南アジアの原種を展示した小温室、オープンカフェのある中庭、周りを花壇で囲まれた池、ロック・ガーデン、ガーデンショップ、管理棟、待機中の花の温室を含むサービスヤードで構成されていて入場料は大人700円、子供300円です。開館は10時から20時まで。水曜日が定休です。所々にベンチや椅子が置いてあり、カップルが多くデートスポットになっていました。(名古屋市の敬老手帳を持っている人は300円で利用できるので、平日は老人も多いそうです。)花壇はカラートーンを考えた洋風の花々で埋められていて、花ガラを一つ一つ鋏で切り取ったり丁寧に世話をしていました。
アトリウムはさまざまなランが咲き乱れていました。左の黄色いランはシナモンの香りがし、チョコレートの香りのオンシジュームもありました。ミルトニアの中央には天使が張り付いていました。ファレノプシス(胡蝶蘭)、カトレア、バンダも驚くほどの大輪で盛りをやや過ぎているものの見事でした。ただし、アトリウム・シーズン・ディスプレイのサマーフェスタ"海"の展示は周りのランや観葉植物となじまず、蛇足の感じがしました。ランの鉢を載せたテーブルと椅子が所々に置いてあり、好みの椅子で休憩する事も出来ます。ポートレイトを撮ってもらっている人もいました。
中庭には所々、地面から噴水がでていて、時々ミストに切り替わります。建物の壁際にはテラコッタの大型コンテナがおかれ、ポールにはハンギング・フラワーも飾られています。小温室の原種のランは珍しいものもありましたが、やや覗きにくく一体に地味でした。ハンマー・オーキッドの展示がなかったのが残念です。
花壇の中にブロンズが唐突に置かれていて、ちょっと疑問に思いました。また、植物は洋風のものがほとんどで、流行のイングリッシュ・ガーデンを意識したのかもしれませんが、ロック・ガーデンには愛知県内に自生している山野草を集めてもおもしろかったのではと思います。出来たばかりなので、花壇の花は苗を植えたばかりと言う感じでした。数週間後にはもっと美しく調和された庭に成長している事でしょう。塀際には大きな木が植わっているので、都市高速や繁華街も近いのに喧燥を離れた都会のオアシスになっています。専用の駐車場が無いので、短時間なら建物脇のパーキング・メーターや若宮通り駐車場、西向かいのパルコ第2駐車場を利用すると良いでしょう。

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