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*** CDI製作記(2) ***


別項の"CDI製作記(仮)"のコンテンツは、仮と言えども反響が有り(回路送付依頼他) 嬉しかったです。 個人的目的で(知人への送別品として) CDIを製作しました。 (右下図) 自作CDI 体験記的なコンテンツを作成する事を狙い、 再現性を証明するために2台作りました。 1台は送別品として、1台は実験用に活用の予定です。 (送別品は机上テスタで見せた後装着:インパクトが強かったです) 主題に移ります。 ( 本回路の動作原理、CDI点火装置の効能は "CDI製作記(仮)"のコンテンツを参照願います。) 回路図(下記)から部品の形状が分かれば、9割は製作可能です。 残る1割は、SCR、ダイオード等 部品の足に種別が有る場合に その区別が出来るかどうかです。 製作(下記)に穴あけ30分、配線1時間と記述しましたが、 インバータユニット基盤があれば、配線(はんだ付け)に関しては、 2石トランジスタラジオキットの製作より簡単です。 トライでの使用を想定されるのなら、1回り大き目のケースを使用すれば、さらに製作が楽になります。 下記に 回路図を示しました。 " CDI回路図 ” CDI 実際の製作を考慮して、1.部品入手,2.製作,3.チェック の順で 記載してみました。 1.部品入手( これが終了すれば、8割完成! ) @10W蛍光燈用インバータ基板(*1) ← 昔 デジットで 500円/個で購入 A1000V 0.1μF セラミックコンデンサ ← デジットで 50円/シート(10個)で購入 0.1μF → 630V 0.033μF フィルムコンデンサに交換 B1000V 1A ダイオード ← デジットで 20円/個で購入 Cパイロット(Ne)ランプ ← デジットで 40円/個で購入 DSCR(サイリスタ) 600V 5A ← デジットで 170円/個で購入 E630V 0.47μF フィルムコンデンサ ← で 250円/個で購入( 高架下: デジットに有と思われる ) F抵抗 120Ω3W ← デジットで 40円/個で購入 G200V 1A ダイオード ← デジットで 200円/シート(秋葉原10個)で購入(Bで代用可) H抵抗 1.4MΩ,1KΩ いずれも 1/4W は 手持ち品でしたが、デジットで 20円/個で購入可 I0.1μF,0.3μFは Bを使用(0.3は3本並列に) Jケース ← シリコンハウス(個数を間違われて高くついたデジットでも買えます400円位/個) その他に、パンチングメタル(300円)、ビス、ワッシャー、ナット、スぺーサー(20円)、シリコングリス(270円)、 リード線、はんだ、ゴムブッシュ(20円)、L型ラグ(100円/5個)、ギボシ端子 等が必要です。 ほとんどの部品(ギボシ端子以外)は デジットで入手しました。 ギボシ端子はカー用品店(オートバックス等)で購入しました。 部品代は、総計で約2千円 と言ったところです。 工具には、ドリル、はんだごて、+ドライバー、ニッパー、ラジオペンチ を使用しました。 又、測定器としてテスター、製作後のチェックにDC12V電源が必要です。 今回、電源も自作しました。秋月電子(秋葉原)で購入したDC24V電源と可変スイッチング電源キットで、 合計 3千円弱でした。(コンテンツ参照願います) 更に、机上試験を行なうために、“セミトラ製作記”のコンテンツのIGコイル他からなる実験装置も 欲しいところです。(コンテンツ参照願います) 部品の入手先(パーツ店)は、関西では、大阪日本橋のデジット(日本橋4-6-7 tel:06(6644)4555) 関東では、東京秋葉原の千石電商、秋葉原駅高架下 で揃います。(確認済み) 部品は入手可能ですか? (*1)10W蛍光燈用インバータ基板が、ネックかと思われます。 今回は、送別品といった目的も有り 製作に時間的余裕が有りませんでしたので、手持ちの基板を使用しましたが、 現在入手可能(パーツ店で入手可能)な部品(キット)でも製作可能なインバータ部をトライ製作中で、年内には インバータの回路も含めて、報告しようと思っています。 CDI内部 2.製作( 穴あけ30分、はんだ付け(配線)1時間 ) ( 昔、半導体がゲルマニューム主流の頃、 はんだ付け時の半導体の熱暴走(破壊)には悩まされました。 シリコンが主流になった今でも、この事が気がかりになってしまいます。) 回路図から部品の形状が分かれば、9割は製作可能です。 残る1割は、 SCR、ダイオード等の様に部品の足に種別が有る場合、区別が出来るかどうかです。 先に穴あけ30分、配線1時間と記述しましたが、 インバータユニット基盤さえ有れば、残り作業の配線(はんだ付け)の難易レベルは、 2石トランジスタラジオキットの製作より簡単です。 トライとして短時間の使用を計画されるのなら、1回り大き目のケースを使用すれば、 CDI点火装置をさらに製作が楽になります。 3.チェック @配線が終わったら、特にダイオード、サイリスタ等 部品の足に種別が有る物の接続間違いの無い事を 注意して、確認をして下さい。( 回路図に色鉛筆で消し込みを入れれば、百点満点です ) A配線がOKならば、12V直流電源への接続トライです。 初めての接続が心配なら、まずは、アース線を(−)端子に、(+)端子には、+12V線ではなく、 点火信号入力(ポイント)線を接続して下さい。( 回路上 120Ωの抵抗を通じて +12V線に接続されます ) B電源をON、ネオンランプの点灯が確認できれば、ほぼ配線OK。 C机上点火テスターがあれば、最終チェックが可能です。 トリガー回路、点火用コンデンサーの配線チェックを行ないます。 Bまで配線のまま(+12V線は(+)端子に)、点火用コンデンサーの一端をIGコイルの1次側に配線。 電源をON、点火信号入力(ポイント)線を(−)端子に触れさせた時、ラグ端子ギャップ間にスパークが飛べば、 チェック完了。配線OKです。 4.その後 現在、86レビン装着用にと贈ったCDI(0.47μF)は、2nd carミニカトッポに装着され順調に作動中との事。 実験用のCDI(0.47μF)は、友人の強い希望で、彼のミニカに装着しました。但し、馬力他のデータは取らせて貰う との条件付きですので、データ等入手次第、報告します。 5.おわり 別項の"CDI製作記(仮)"のコンテンツで報告しましたCDIは、容易に製作可能な事から CDIの良さを多くの方に知って貰いたい。との趣旨で掲載しましたが、今回製作してみて、 インバータ部の部品入手が困難であるとの認識を高めました。上記データと合わせて、 入手が可能なインバータ製作(活用)を行なったCDI製作コンテンツをHP掲載の予定です。 トップへ
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