*** エンジン点火装置 ***
エンジン点火装置の燃費向上他の効果について、使用体験記他を下記に掲載いたしました。
製作コンテンツは( セミトラ製作記へ(25.3KB)、 CDI製作記(仮)へ(17.2KB))をご覧願います。
<1> 点火系統のチューンUP(ポイント(ケタリング)式 →セミトラ化)
私の点火系チューニングの第1歩は、セミトラ化でした。( 車:ランサーセレステ1600 )
当時(約20年前)、まだ点火装置の主流はポイント式で、トランジスタ式点火装置は、現在多用されているフルトラ式も
1部の車種に設定されているか、後付けする程度の普及度でした。 当時、学生であった私には大した財力もなく、思案にくれていました。
その時、SSPKなるセミトラの製作記事を回路図集で見つけ、早速製作、装着しました。
回路はシンプルでトランジスタの特性を遺憾無く発揮された素晴らしい回路でした。
装着後の効果は、加速度UP、燃費の改善( 10.5〜11.0 → 12.5KM/L:市街地 )が見られました。
部品は、手持ちのジャンク品を流用しましたので 費用はギボシ端子代(180円)程度、
勿論、すべて購入したとしても高々千円程度なので十分コストメリットが有りました。
これを機として私は電子点火装置の魅力にとりつかれてしまいました。
ポイント式の車に乗ってられる方へ
手軽で十分なメリットが得られるチューンUP法としてこのセミトラ化チューンUPをお勧めしたい。
<2> 点火系統のチューンUP(セミトラ式 →CDI化)
前項セミトラの製作・装着以来 私は電子点火装置の魅力に取り付かれてしまいました。
こんな時、運良くCDI点火装置を入手する機会を得、早速装着致しました。
( CDI:マイティースパーク(日本電池)、車:ランサーセレステ1600 )
*** 装着後に驚いた事 ***
今までは、フィーリングや スタンドで給油して解る効果でしたが、CDIは即、効果を実感できました。
燃費向上は( 10.5〜11.0 → 13.5Km/L:市街地 )もとより、トルクも大幅にアップしました。
雨の日は、1st発進ではホイルスピンが発生した事。( タイヤをポテンザに変更後発生せず )
1st,2stではストレスなく、一気にタコメータが振り切れた事。( エンジンよりメーターが潰れると思った )
車が生まれ変わった様に感じた驚きは、記憶に残っています。
加速UPは勿論、トルクUPも5速で名阪国道の登坂路( 亀山→天理 )を走れた事から実証されていると思われます。
私の場合は、運良くCDI点火装置を入手する事が出来ましたが、残念ながら 市販価格が高価である事から
コストパフォーマンスを追求される方には、原価償却に時間がかかる難点はありますが、精神的充実度まで
計算に入れるのであれば、即時装着する事をお勧めします。
尚、装置の単価が高価( 数万円程度 )である事と、最近の自動車には電子制御機器が多用されている事から、
CDI製作メーカーに車種との相性を確認の上( 販売店で可 )購入される事をお勧めします。
セミトラを機として電子点火装置の魅力に取り付かれてしまった私が、CDIの自作に関心を持たない訳けは無く
安価で( 1万円未満 )、再現性が有るCDI点火装置を研究し、開発に成功しました。
その研究の成果をコンテンツ( CDI製作記(17.2KB) )に示します。